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流行の髪型のカタログが並ぶ…のは僕達若者が通う美容室。地域情報誌と子供向けの本が並ぶマーチは年配の方と子供が集う、まさに地域には欠かせない美容室といったお店だ。
店主の佐藤成さんは二人の娘と二歳の孫を持つおじいちゃんでもあるが、妻の玉子さんと二人三脚でまだまだ美容師として第一線で活躍している。愛称は店名にちなんで「マーチさん」「マーチの佐藤」などなど。商店街「むっさ21」の会長としての顔も持つ。野球と山登りを愛し、今年は富士山に挑戦したいとのことだ。
佐藤さんの美容師としての道のりは決して平坦ではなかった。
福島から東京にやってきたのは中学二年生の時。叔母の経営する美容室で居候しながら、学校へ通っていた。中学を卒業し、昼は鉄工所、夜は夜間高校に通う生活を送っていたが、叔母の誘いを受けて美容師の道を進むことを決意。店で働きながら美容専門学校の通信教育を二年間受けた。しかし、当時の美容室は完全なる女社会。客もスタッフも女性ばかり。男性が店内にいるとお客様がびっくりしていたらしい。珍しいものとして見られると同時に、男性に髪を触られることをひどく嫌がったお客様もいたのだとか。
「だめだ、もう続けていけないと考えていた」
と佐藤さんは語る。しかし時代が後押しを始めた。男性が美容業界に入ることがちょっとしたブームになったのだ。その大半は長続きしなかったものの、男性に対する抵抗は和らいでいったという。
その後32歳の時に職場恋愛の末に結婚。そして叔母の死をきっかけに、五店舗あった店の一店舗を任されることになる。それが今のマーチだ。
「きれいさをその人の中から見つけること。お店に来たときよりもお店から帰る時にちょっと輝いた感じ。それが出来ることが美容師を続けている魅力かな」
と佐藤さんは語る。そんなマーチ美容室の特長は生き生きとした豊かな髪を作り出すトリートメントと気軽に話が出来る雰囲気。長年培ってきた技術と佐藤夫妻との会話を楽しみに地域の方々が足を運ぶ。
60歳の男性で現役の美容師を続けている人はまずいないそうだ。そんな中、来てくださるお客様の魅力を引き出すため、これからも佐藤さんは店に立ち続ける。
(文 一橋大学商学部一年 来住謙次)
| メニュー |
| カット |
3900円 |
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シャンプー |
800円 |
| 高校生 |
2900円 |
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パーマ |
7800〜9800円 |
| 中学生 |
2700円 |
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カラー |
4500円 |
| 子 供 |
2100円 |
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| マーチ美容室 |
| 国立市富士見台1-7 |
| 営業時間 |
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9:00〜19:0 |
| 定休日 |
: |
火曜日 |
| TEL |
: |
042-576-4260 |
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